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坊っちゃんのあらすじ [本]

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はじめに

坊ちゃんは、1977年 松竹より映画化されています。




監督  前田陽一

主演   中村雅俊

マドンナ 松坂慶子





~~~あらすじ~~~







※主人公の名前は出来てきません。

※坊ちゃんとは、主人公の家の下女である清が、主人公を呼ぶ際の呼び名です。




子どものころから無鉄砲で損ばかりして育った主人公は、

家族の愛には恵まれず育ちました。



大学を卒業した後、学校の校長の紹介で、

四国の中学校に数学教師として赴任することになりました。



生粋の江戸っ子の主人公は、最初、飛び込みで入った宿屋・山城屋に宿泊しますが、

わびしい部屋に通され、こんな部屋は嫌だと文句を言います。

しかし、あいにくほかはすべてふさがってるとのこと。

しかし、風呂に行ったついでに覗いてみると、涼しそうな空き部屋がたくさんありました。

主人公の四国での生活が始まります。



主人公は、赴任先の学校の同僚たちに、次々とあだ名をつけました。


英語教師の古賀 【うらなり君】

数学の堀田 【山嵐】

画学の吉川 【野だいこ】

教頭 【赤シャツ】

校長 【たぬき】



山嵐から「君あまり学校の不平を云うと、いかんぜ」と忠告されるも、

田舎の人々の発想などおかまいなしで、自己流を通します。




大好物の天ぷらそばを4杯食べては、翌日、教室の黒板に「天麩羅先生」と書かれたり、

温泉の湯船で泳いだことなどを冷やかされたり、

宿直室の布団の中にイナゴが入れ込まれたり

夜、寄宿生たちから、階上でいっせいに足音を立てられたりをされ、

そのたびに主人公は激怒し、生徒との悶着の種はつきません。



学校では、「山嵐」が煙たがられていた反面、

かえって、赤シャツなどは新任の主人公を手なづけようとさえします。

赤シャツは、主人公を、釣りに誘うなどし、赤シャツは坊っちゃんを取り込もうとするが、

遠回しに山嵐を中傷する赤シャツの陰湿さに、坊っちゃんはかえって頑なになります。



赤シャツと野だいことの会話に「マドンナ」が出てきましたが、

主人公はなんのことだかわからず

2人の話から、「山嵐」が悪い奴だということだけ想像がつきました。



翌日、主人公は、山嵐から氷水をおごってもらった分の1銭5厘(りん)の小銭を

「奢られる因縁がないから」と山嵐につき出しましたが、突き返され、

これがきっかけで、二人の喧嘩が始まりますが、

結果として、帰って二人は親しくなります。



その喧嘩の中、 新しい下宿先の老婦人から、

「マドンナ」はうらなり君の許嫁だが、うらなり君の家が傾いてから嫁入りをためらっていたこと、

また、赤シャツがマドンナを嫁にほしいと言いだし、

うらなりから婚約者のマドンナを横取りした一件を聞かされて、

うらなりに同情した二人はは赤シャツに憤慨します。



憤慨した山嵐が赤シャツに意見し、赤シャツは、婚約があるものを横取りしようとしているのではない、

今はただ、先方の家と交際しているだけだ、などといいくるめたことも知りました。

主人公は、赤シャツとマドンナが、夜、川の土手で散歩している様子を目撃します。

赤シャツの策謀で、うらなり君が日向に転任することになりました。

月給が上がるとのことです。



ただ、そこにきなくささを感じていた主人公は、

うらなり君の送別会で、ぽつんと1人で寂しそうにしているうらなり君の姿や、

ふんどし一丁で芸者を追いかけ回す教師たちの姿を見て、つくづく嫌気がさしました。



日清戦争の勝利を祝う町中が日の丸だらけの中、祝勝会がありました。

そこで、たまたま中学校と師範学校の行進が、

曲がり角で鉢合わせし騒ぎが起きます。

そのときは、格上の師範学校に中学校が道をゆずる形でおさまりましたが、

この語、本格的な喧嘩へと発展し、主人公と山嵐はそこに巻き込まれます。



山嵐と主人公は、けんかをやめさせようと飛び込みます。

警察が来たとたん、生徒たちはみな逃げだし、山嵐と主人公は事情を聞くため署まで連れて行かれました。

翌日、教室に入ると、主人公は生徒から拍手をもって迎えられました。

しかし、新聞には、山嵐と主人公が扇動してけんかが発生したという記事が掲載されます.



その後、赤シャツの陰謀により、

山嵐は辞表を出すよう校長から言われ、主人公は言われませんでした。



赤シャツの非道に憤激した主人公と山嵐は張り込みをし、

赤シャツと野だいこが芸者を連れ込んだ宿から出た現場をおさえ拳骨で制裁を加え、

赤シャツと野だいこを、さんざんこらしめました。



その後、主人公は宿を引き払い、辞表は港からたぬきに郵送しました。

そのまま、東京へ帰りました。









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